また太陽が産声をあげた
青い、というより藍色に染まった空の中で

昨日の太陽が死んで
今日の太陽が生まれて

その繰り返し

ただ、旭はすべてを照らし出す

悪いものも、
良いものも、
穢いものも、
美しいものも、
汚れたものも、
無垢なものも。

全て等しく日に照らされてしまう
そう、全てが分かってしまう光に投げ入れられる


悪魔が闇を好むは、自分の姿をみられたくないからだ
人が闇を恐れるのは、見えないのが怖いからだ


全ての生物を育てたのは貴方
そして全てのものを支配したのも貴方

行き過ぎた貴方はその身を自ら燃やしながら、
また今日も現れる

すべてを照らし育て、支配する貴方はきっと、幸せにはなれない



どうか安らかな眠りを
生まれたばかりの光と共に





途中から東雲まったく関係ない笑 by 緋隅小夜

[戻る]