はくいきが しろい
ほおがあかい

つめたいて ひえたあし

「遅くなってゴメン」

いつからここにいたの?
…さむくない?

「大丈夫」

おそいよ、とくちをとがらせてきみは笑う

きみはだだをこねるようにてをさしだした

つめたいて かさなるて

でも

吐く息が白い
頬が赤い
足も冷えきってしまったけれど

繋いだこの手だけは温かい

君がいる
それを裏付けるかのように

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